
この数年で、日本でもすっかりお馴染みになった感があります。20年も前なら知っている人も今ほどは多くなかったはずです。今ではイタリア料理店はもちろん、居酒屋なんかでも目にするようになりました。
が、しかし!
どこでも同じように、トマトと一緒に出すんですよね~。
「カプレーゼ」と言って、定番料理の一つですし、イタリアでも多くの店でそうやって出しています。でも、イタリアだとモッツアレラ単品だってあります。また、サラダバイキングや前菜バイキングで丸のままの大きなモッツアレラがボコッとあって、それをそのままさらにのっけて、ちょっと塩を振ってフォークとナイフで食べることもよくあります。水牛を使った上等なモッツアレラなら、エクストラバージンのいいオリーブオイルと岩塩をかけて食べるだけで、とても美味しいものです。
それと...
トマトって、日本とイタリアでは違うのです。イタリアのいいレストランだと超完熟してとっても甘いトマトが出てきます。これとモッツアレラが実によく合うし、それが本来のカプレーゼの味だと思うのですが...日本では残念ながら実現できません。せっかくいいモッツアレラでも、半分青いようなトマトと合わせると台無しになってしまいます。
それなら、モッツアレラ単体で楽しむのが一番だと私は思うのです。
何も右にならえで、他店と同じことをする必要はありません。「当店のモッツアレラは自慢の逸品です。そのままお召し上がりください。」なんてどこかでやってくれたら、かっこいいのですが...。