続・清水周一が語る!

食べ物のこと、旅行のこと、スポーツのことなど、好き気ままに語っていきます。

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ニューヨーク 2

昨夜、「ダニエル」という、今ニューヨークで一番うまいと言われているフランス料理店に行って来ました。有名なザガットサーベイ(ZAGAT SURVEY NEW YORK)で満点評価の最高位ですが、フランスのミシュランガイドMICHELIN GUID NEW YORK)では最高3ツ星ではなく2つ星という評価になってしまい、地元ですごい話題になりました。

さて私の感想は...サービス、味、雰囲気ともに世界トップレベルのレストランで、満点であることは間違いないものの、最高の最高には半歩足りない気がしました。料理に驚きが足りない感じです。(あくまで個人的感想です。)(フランスの三ツ星レストランに行くと、ほかでは絶対に考えられないような、びっくりするような料理出てきます...。)

さて、楽しかったことがあります。弟と2人で、しかもスーツも着ずに行って、メニューやワインリストを30分くらいかかって吟味し、ウェーターやソムリエに意地悪な質問をしたあげく、マニアックな料理とワインを頼んだためなのか、「料理人か、同業者か?」と聞かれました。「単に食べるのが好きなだけだ」と答えたのら、こんどは調査員と思われたのでしょうか。「次はどことどこに行く?」と聞かれ、しかも過剰なほどのサービスを受けました。なかなかいい気分です。

もしかしたら、すべては計算済みで我々のプライドをくすぐるための演技かとも思ったのですが、あのウェーターの心配そうな表情は本物のようです。(まあ、これがもし全部演出ならば、脱帽ですが...)いずれにせよ、ザガットvsミシュランの件もあり、シェフもウェーターも異常なほど神経質になっていることだけは確かです。