続・清水周一が語る!

食べ物のこと、旅行のこと、スポーツのことなど、好き気ままに語っていきます。

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ル・ブルギニオン

以前から行きたかった、西麻布にある超・有名フランス料理店「ブルギニオン」に、ついに昨夜行ってきました。(今日は、スペシャルレポートです!)

まず、にんじんのムースとウニ。上にかかっているジュレを一口食べて、「うん?ちょっと塩辛い」と思ったけど、その下の生ウニと人参のムースを口にして納得。このジュレだけで味をつけているのです。醤油と刺身のような発想。この段階で、すでにシェフのセンスを知りました。

2皿目はセップ茸の料理。名前は忘れました。一瞬クリームソースが強い古典派フランス料理ように見えますが、セップ茸の香りを生かした料理です。ソースも見た目よりあっさり、あくまで素材の味を活かします。

メインは、豚の内臓の腸詰め。かなりマニアックな料理です。(一流店以外では絶対に食べられません。)内臓のクセをハーブで消す料理を想像していたのですが...なんと、クセは全て残してあり、それぞれのクセを組み合わせて調和させています。ソースも実にシンプルで、本当に臭みを見事に引き出し、そして活かしています。

 

チーズは何種類か盛り合わせてもらいました。どれも状態のいいものばかりです。

デザートはイチジクのパイ。焼きたてのサクサクのパイに新鮮なイチジクが並びます。最高です。

食前に飲んだシャンペン。日本ではほとんど売られていないものですが、香り高く、ほんのり甘く、そしてまろやかな味です。有名じゃない分、安いのでしょう。Krugなど、3万円レベルの物にも匹敵します。

 そしてワイン。

   

まずピュニモンラッシュ(99)。ブルゴーニュの人気ブランドですが、作り手が本当にいい所らしく、丁寧に熟成させているのがよく分かります。琥珀色、香りが高く、びっくりするほどまろやか。とってもフルーティなのですが、甘さが強いわけではなく、シャープな飲み心地です。魔法のようなワインです。

つぎはおなじみエシュゾー(91)。「エシュゾーって、色々ですよねぇ。」とソムリエに聞いたら、「これほど幅の広い銘柄は無いでしょう!」と言って、数種類あるなかから選んでもらった1本です。さすが! エシュゾー独特の素晴らしい滑らかさの中にも力強さがあります。「開封して置いとくより、デリケートなワインなので、あけてスグ飲んだほうがいいですよ。」と言われたので、従ったものの...実は最初の一口目、「??」、「やっぱりあけておいたほうがよかったのでは...?」と思って、数分後に2杯目を飲んで、ビックリ。完璧に味が変わって、丸くなっているのです。ソムリエさん、やってくれます。

そして最後に、超・贅沢ワイン。シャトーラフィー(93)です。5大ボルドーの一つ。これをデザートワイン代わりにしてしまいました。われながら恐ろしい... でも、値段が安かったのです。酒屋で買うのと同じくらい。聞いてみると、「実は、ボルドーはあまり出ないので、仕入れたときの値段がそのまま残っているのです」とのこと。つまり、ユーロ高前の値段で、しかも若い状態で買っているのでしょう。納得です。ラフィーらしい、パワフルな味とクセを満喫です。

今回は美女3人に囲まれてのディナーでした。全員関西出身、食べることが何よりも好きというメンバーです。本当に食べるのが好きな人達と、心の底から料理とワインを楽しんだのでした。幸せです。