
表参道から一つ入ったところにある、スペインタパス。スペイン風の居酒屋...なのですが、正確にはスペイン風居酒屋風の日本の居酒屋という感じです。
写真はカルパッチョ。カルパッチョってイタリア料理だと思うのですが、まあいいでしょう。スペインにも絶対にあるハズだし。
魚は新鮮で結構美味しいのですが、それにしても日本のレストランでカルパッチョを頼むといつも色々なものがのっかっています。私としてはカルパッチョって肉や魚の本来の味を楽しむ、もっとシンプルな料理だと思うのですが... 材料がいいのなら、基本的には上質なオリーブオイルと塩少々でOKでしょう。それ以上のせるのは材料が悪いのをごまかす必要があるときのみです。
ところでこの店で面白かったのは、トウモロコシの唐揚げ。メニューを見ながらアルバイトな店員さんに、
「これはどんな料理?」って聞くと、
「トウモロコシを唐揚げにしたものです。」
「....」
「どうやって食べるの」って聞くと、
「手で持ってかじって食べます。」
「...」
「そう。わかったよ。」って。
ま、何だかんだで注文して食べてみたところ、単にトウモロコシを丸のまま揚げただけで、味はどうってことはありません。だったら、そのまま茹でたって焼いたって変わらないでしょう。
土地柄か、ファッショナブルなお客さんが多かった気がします。