浅田次郎の小説は、(1)泣かせる恋愛物・感動物。「鉄道員」など。(2)ヘビーな歴史物。「蒼穹の昴」など。(3)コメディ。「プリズンホテル」など。の3つに大別できる気がしますが、本書は(3)プラス(1)です。浅田次郎らしいユーモアがあり、笑えますが、最後は泣けます。
真面目一筋だったサラリーマンが突然死してしまい、「やり残したことがある」と言って戻ってきます。殺されたヤクザと事故死した少年と一緒に... この3人が、後半偶然につながってきて、見事な完結を迎えます。読んでてドキドキの、浅田次郎ならではの展開が楽しめると思います。
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