国民をバカにした政策だと思いませんか?
野党の批判の通り、選挙前のバラマキであることは明らかです。高い台の上に偉い人が立って、庶民に向かって「そらっ!」と言いながらお金をバラまいているのです。「金やるから、次回も俺たちに投票しろ!」って。合法的な賄賂と言っても過言ではないでしょう。
で、さらに(いや、何より)情けないのは、この2兆円の支出で期待される経済効果の詳細がほとんど議論されないまま、「高額所得者には辞退を促すべきだ」とか「制限を設けるべきだ」とか、本筋とはまったく違う方向に議論が流れてしまっていることです。
「定額給付だと経済効果はXX兆円程度だが、別の方法だとXX兆円になる。」といった建設的な反対意見が野党から出ていないのではないでしょうか?せいぜい、「バラマキだ!」とか「効果はあるのか?」と文句を言う程度。代替案やその経済効果の計算まで含めた理路整然とした反論ではありません。
2兆円もの予算を使うのに、根本的な大切なことが無視されたままで、感情論だけで話し合いが進んでいるように見えます。
ちなみに内閣府は「個人消費を0.1%押し上げる程度」と見積もっています。日本の個人消費が300兆円として、0.1%は3000億円。もしこの見積もり通りなら、まったく効果のない経済政策と言えるでしょう。
と、この程度の議論すら、マスコミの記事にもほとんど現れないのは、何とも低次元な話です。