人は結局自分の脳に入ってくることしか理解せず、それが「バカの壁」だそうです。偏見があると知識が全く吸収できないという話だと思います。それは確かに自分の経験でも周りの人を見ていても同感です。その他、天才と凡才の違いなども著者独自の切り口で分析してあります。
しかしこの著者自身、ものすごく偏見が強く、「最近の若い者は...」的な論述が随所にあります。結局全体を通しての主張がなく、ただ著者の不満を聞いている感じがしました。
アマゾンの書評はきっぱりと賛否に分かれています。私は残念ながら否です。
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