ダイビングで、「イントラがやさしかったから、簡単な練習で済んだ」とか「イントラがやさしかったから、すぐにライセンスをくれた」とかいう話を時々聞きます。
本当にそうでしょうか?
私は逆だと思います。厳しい練習をして、徹底して基本技術、緊急テクニックなどを教え、それでも十分に修得出来ない人にはライセンスを与えないのが、本当にやさしいインストラクターだと思います。
技術が不十分なのにライセンスを持っていると、その生徒は後で必ず恥をかきます。恥だけならいいのですが、下手すれば、命にかかわることだってあるのです。
また、日本ではやさしいとか以外に、商売主義のために簡単にライセンスを出してしまうダイビングショップが沢山あります。ライセンスを出して、店で機材を買ってもらわなければ商売にならないのでしょう。
アメリカでは、そんなことはまずありません。いい加減な練習でライセンスを出して、後日その生徒が事故にあうと、教えたイントラが訴えられ、莫大な賠償が発生するからです。なので、オープンウォータ(最初のレベル)でも不合格にすることがよくあります。(日本では、オープンウォータの不合格は滅多にありません。)
「やさしい」インストラクターや商売至上主義も結構ですが、ダイビングインストラクターは生徒さんの命を預かっているという自覚が、もっと必要だと思います。