続・清水周一が語る!

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人気中華店での飲茶


渋谷の人気中華店でランチに食べました。

「飲茶」っていうと、日本語的には何となく3時のおやつや休憩時にいただく「お茶とお菓子」的なイメージになってしまいます。でも実際には点心と中国茶の組み合わせのことなのですね。中国で清の時代には朝食として食べていたそうで、今でも朝食から夜食まで、幅広い時間帯で食事として食べているそうです。なので、日本のいわゆる「お茶」やイギリスのアフタヌーンティーとは違うものです。

さて。

写真を見れば、「単なる形違いの餃子!」と思ってしまいますが、なんのなんの。

海老、牛肉、豚肉の三種類が入っています。メインの具が違うだけかと思いきや、すべて味が全然違います。まず海老は超ぷりぷりの大きな海老で、この海老単体でもメインとして頂けそうなレベルの物が惜しげもなく使われています。牛肉は上等な牛肉にセロリ(のような)野菜をみじん切りにしてミックスしてあります。豚肉は新鮮な生姜が使われています。いずれも一般的な香辛料で味をつけるのではなく、生のハーブ系野菜をみじん切りにして香りを付けているところがポイントです。これは格安店ではないでしょう。

わずか3つぶ。これだけでこの店の実力がうかがえるというものです。

人気店なので11時半の開店と同時に行かないとすぐ一杯になってしまうのが難点です。今度は夜ゆっくり行って、紹興酒とともに味わいたいものの、そうすると「飲茶」じゃなくなってしまいますね。