久々にアンリシャルパンエ本店の前を通ったときにたまたま外から空席が見えたので、ぱっと入って店内でケーキを食べてしまいました。今でこそ全国どこでも帰るようになった。アンリシャルパンティエですが、ここがその原点、スタート地点です。
この店の狭さ(?)は昔から変わっていません。

さて、季節限定と言う和栗のモンブランは、フランス菓子らしい作りでありながらも、洋酒は控えめ、甘さも控えめな点は日本に合わせているのでしょう。
そしてこの店らしい徹底したこだわりによる、極めて高いクオリティ、しっとりとしたクリームの中に、和栗の甘みと渋み、旨味が潜むのは、やはりさすがとしか言いようがありません。
自分が生まれ育った地の菓子屋さんの味なので、さらに美味しく感じます
私にとっては故郷の味であり、日本を代表する名店でもあります。いつまでも変わらず続いてほしいところです。