せっかくニューヨークに行ったのだから、ヤンキーズの試合を見てきました。昨年に続いて2回目です。

今回は久々のナイター観戦です。25年前に仕事でトロントに行った際Blue Jaysのナイター試合に行って以来です。
ヤンキーズは、ちょうどこの日が地区リーグ決勝への進出がかかっている大事な試合でした。
そしてその試合で前半得点を取ったものの、後半は相手にとられてしまい、9回裏2アウトまで行って...もうダメかと帰る人もチラホラいる中、最後に大逆転ヒットがあり、さよなら勝ちしたゲームでした。もう、ものすごく、これまで見たことないくらいスタンドが盛り上がり、とっても楽しい野球観戦でした。
ところで、日本に帰ってきてヤンキーズの試合を見たと人に話すと、決まって「大谷は?」と聞かれるのです。
これって面白いですよね。
大谷選手はドジャーズであり、ヤンキーズとは全く関係がありません。
私がいた一塁側スタンドも、当然、9割位の人がヤンキーズの帽子をかぶったりTシャツを着たりしていました。ヤンキーズの人気選手の名前入りのユニフォームを着た人もたくさんいました。でも当然、ドジャーズや大谷選手の名前が入ったものは一切ありませんし、話題になることすらありませんでした。
もちろん大谷選手は米国大リーグの中でもトップ選手の一人ですし、米国中の話題になるくらいの大人気スターです。ドジャーズの試合に行けば、おそらく大半の人が大谷選手に注目してることでしょう。
一方、大リーグは30チームもあり、大谷選手以外にも有名プレイヤー、人気プレーヤーが沢山いるわけです。
日本のニュースを見ていると、ついつい勘違いしてしまうのですが、「大リーグ=大谷」ではないですし、アメリカ中が全て大谷一色に染まっているわけではありません。当たり前です。
みんな思い思いに好きな球団、好きな選手を応援しているのが、米国スタイルです。