続・清水周一が語る!

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大臣の辞任

今回の久間大臣の辞任は当然だと思います。被爆国の大臣にあってはならない発言だし、その後の本人や安倍総理の弁解もかなり無理がありました。やはり、「原爆投下やむを得ない」という考えが心のどこかにあっての発言でしょう。大臣としては失格です。で、辞任は、恐らく参院選への影響を心配した自民党大物からの圧力だったと思いますが、仕方ありません。

と、言ったものの...いつも思うのですが、政治家さんって、本当に割りに合わない仕事ですね。だって、どんなに立派な人でも、人間は誰でも、本来あってはいけない考えって、心のどこかにあるものだと思います。人種差別的な考え、男女差別、宗教差別、職業差別、人道問題、天皇問題などなど...思っていても口に出してはいけないことですが、ついつい日常会話の中に出てしまう人も沢山います。無意識に言ってしまっている人も多いのではないでしょうか?

で、大臣は想像を絶するくらいの犠牲(費用、時間、労力...)を払って、やっと大臣になったのに、ちょっとした発言ミスで、全てが終わりです。ものすごいリスクです。それを考えると、大臣の報酬なんて低すぎるのではないでしょうか?

辞任や落選で議員や大臣から外れた人が、古い名刺の肩書きに手書きで「元」をつけて使っているのをみると、本当に哀れです。

偏に風の前の塵に同じ...